水質管理について

山根公園屋内プールでは24時間365日循環オーバーフロー方式で、常時水をろ過して水質を維持しています。それによりプールの水は1日で約6回入れ替わる計算になります。

オーバーフロー方式 プール水ろ過の仕組み

※オーバーフロー方式とは
水を溢れさせてプールサイドから排水し、プールの底から循環したキレイな水を取り込む仕組み。
吸水口がないので、吸い込み事故防止になります。

塩素消毒には、ろ過循環によって
(1)滅菌器を通過する瞬間の水を消毒する
(2)入水者によって持ち込まれる汚れや細菌の増殖を抑制する

という2つの目的があります。

塩素で消毒した水の中に残っている消毒効果のある塩素のことを残留塩素と言いますが、上記(2)のためには、この残留塩素が必要になります。
また、残留塩素には『遊離残留塩素』と『結合残留塩素』の2種類があります。

殺菌効果刺激
遊離残留塩素強い弱い
結合残留塩素弱い強い
効果は遊離塩素の350分の1程しかない。遊泳者の目、鼻、肌などへの刺激になる。

『遊離残留塩素』は強い殺菌効果を持っていて刺激が弱いですが、『結合残留塩素』は弱い殺菌効果しか持たずに刺激が強いのです。
この『結合残留塩素』が、プールを利用した時に感じる肌や目への刺激やカルキ臭を強くしているのです。

プールの水はたくさんの塩素が使われていると思われている方が多いでしょう。
しかし、家庭で使用されている水道水とプール水はほぼ同じ濃度の塩素しか使われていないのです。

塩素消毒された水は『遊離残留塩素』は多くても、『結合残留塩素』はなるべく少ないほうが良いのです。
では、『結合残留塩素』はどのようにして増加するのでしょうか?

残留塩素について

このようにして、入水者によって持ち込まれた汚れにより『遊離残留塩素』が減少し、『結合残留塩素』が増加するのです。

つまり、刺激の少ないキレイな水質を維持するには、汚れをプール内に持ち込まないことが重要です!

利用者の方へのお願い

世界でもっともプールが整備されているといわれるドイツでは、プールに入る前に石鹸などで体や髪をきれいに洗うそうで、「きれいなプールの水に汚れを持ち込まない」という考え方だそうです。

キレイな水質を維持していくには、ろ過機能や職員の管理だけでは限界があります。
全てのお客様に、キレイな水質のプールで泳いでいただけますように、お客様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。